うつ病のリアル

本日は、「うつ病気のリアル」という漫画を読みました。この本は、著者であり漫画家の錦山まるさんが活躍していた方でしたが、突然うつ病を発症し、一時は自死を図るまで至りました。しかし、幸い一命を取り留め、その後精神病院に入院し治療を受け、結果的に病気が寛解するまでの経緯が描かれています。

 

A型事業所では、うつ病の方々が多く在籍しており、彼らのつらさを聞いてはいるものの、具体的にどのような苦しみを抱えているのかが漫画を通してわかりやすく説明されています。

 

うつの症状としては、以下のようなものが挙げられます:

 

気分の低下や悲しみ、絶望感

興味や楽しみの喪失

疲労感やエネルギー不足

睡眠障害(過眠または不眠)

食欲の変化(過食または食欲不振)

集中力や注意力の低下

自己評価の低下や罪悪感

自殺念慮や自殺企図の思い

 

うつの症状を言葉で聞いても、なかなか具体的にイメージすることは難しいですが、漫画を通じて当事者の苦しみを知ることで、より理解が深まると思います。また、うつに対する理解を深めることで、より利用者の立場に立った支援が可能になるのではないでしょうか。